お魚について学びました
今日は、普段給食に魚を卸してくれている魚屋さんの方に来てもらい、実際に子ども達の前で魚をさばいてもらいました。その前に魚に興味を持ってもらおうと職員によるイカの手遊びから始まりクイズへ。
いつも食べている食べ物は、何からできているのかな?
カニカマは?シーチキンは?蒲鉾は?
クイズを出すと「おとうふ!」「おいも!」「ツナ」等、色々考え答える姿が見られました。
お魚が材料だとわかっていても、食べる時には違う姿になっています。何からできているのか知る事で、苦手な食べ物も一口食べてみようかな?なんて思うかもしれません。
その後は、いよいよブリの登場!
用意してもらったのは、おおきなブリ。7キロもあるとっても大きなブリでした!
ブリの寿命は7年ほど。今回のブリは4歳でした。どんぐり組(4歳児)子ども達は、自分と同じ年齢だと知りちょっと嬉しそう。
ブリを近くで見せてもらうと「わー!」と歓声が上がり、思わず立ち上がる子も。拍手をして大興奮する姿も見られました。こんな大きなお魚は、めったに近くで見られませんよね!
いざ包丁が魚の体に入ると、しーんと静まり返り真剣なまなざしで見守っていました。
切れた部位を、ひとつひとつ説明。
頭はカシラ・エラに近い所はカマ。初めて知る名称に、興味津々。
魚の皮が白い部分は脂がのっていてとてもおいしいと、豆知識も教えてもらいましたよ。
頭や骨・しっぽ等、いわゆるアラの部分を近くで見ると、「おいしそう、食べたい!」「触ってもいい?」と
顔を近づけてよーく観察していました。部分的に黄色い所があり「なんでここは黄色いの?」と不思議がる子も。
「後で図鑑で調べてみよう」と張り切っていましたよ。
非常に興味を持ち、楽しみながらお魚について学ぶ事が出来ました。
さばいてもらったブリは、給食で照り焼きになって登場。
みんな「おいしい!」「全部たべちゃうよ。」とペロリと完食。目の前さばいてもらったお魚は、いつも以上においしく感じたようです。
ご家庭でも、調理前の食材に触れてみる機会を持ってみてはいかがでしょうか?