十五夜
本日10月6日は十五夜です。
十五夜は、秋の綺麗な月を鑑賞しながら秋の収穫に感謝する行事であり、「中秋の名月」と呼ばれ、「秋の真ん中に出る月」という意味があります。
また、この時期は空気が澄んでいて、美しい月が見えるとされています。
絵本コーナーにはお月見団子、秋の味覚の食べ物が飾られました。
「この葉っぱはなに~?」「このトゲトゲしたものはなに?」などと、秋に実る果物や野菜、草花に興味津々でした。
手で触ったり、食べる真似をしたりする子もいましたよ。
西葛西おひさま保育園では、十五夜やお月見に関する紙芝居の読み聞かせや、各クラスで十五夜の製作を通して、どのような意味なのかを子どもたちに伝えてきました。
ここで豆知識
☆十五夜に欠かせないもの☆
≪お団子≫
果物や野菜が美味しくいただける「収穫の秋」に感謝し、お団子をお供えします。
お月見に添えた後のお団子を食べることで、健康と幸せを得ることができると考えられていたそうですよ。
≪ススキ≫
収穫される稲穂に似ていて、魔除けの意味が込められていて、家族みんなが1年間病気をしないようにとお願いをします。
≪豊作物≫
芋類の収穫時期であることから、里芋やさつまいもをお供えします。
「芋名月」という呼び方もあるそうです。
さらにブドウなどのつるのものをお供えすると、お月様との繋がりが強くなるといわれています。
一つひとつ意味が込められていますね。
紙芝居の読み聞かせや製作を通して十五夜やお月見の意味を知った子どもたちにとって、
ワクワクするような話題がたくさんでした。
☆製作の様子☆
<1歳児 もも組>
手形スタンプをしてウサギにし、お月様はクレヨンでなぐり描きをしました。
いろいろな色のクレヨンを使って、思い思いに描く姿がありましたよ。
その後、黄色の絵の具をクレヨンの上から塗り、クレヨンが絵の具にはじく様子を見せると、
「わ~!」「お~!」と、面白さを味わう子どもたちでした。
<2歳児 うめ組>
サランラップの芯や風船を使って絵の具スタンプをし、お団子に見立てました。
「ゆ~っくり・ポン!」と声に出しながら丁寧にスタンプをすることができました。
丸画用紙に糊を塗って、お月様を飾りつけ。
「お月様綺麗だね!」と、完成した作品を見てうっとりした表情をした子も多かったです。
お月様や団子を眺めていますよ。
<3歳児 くるみ組>
画用紙を直線に切ったあと、輪を作ります。
その中に花紙を丸めて入れ、お月見の団子にしました!
線に沿って連続で切ることは初めてでしたが、丁寧に切ることができていました。
たくさん作り、画用紙で作った三方の上に貼り付けて、くるみ組共同製作【お月見団子】の完成!
ススキやお月様も飾りましたよ。
月をよーくみてみると…
何か見えるかな?
ウサギが見えますね!
日本から眺めた月は、「ウサギが餅つきをしているように見える」と言われています。
<4歳児 どんぐり組>
月は絵の具、お団子はクレヨンで描きました。
「大きい月」「小さい月」など大きさを自分たちで考えながら描くことができていましたよ。
ウサギは折り紙で作ってから、顔はマーカーペンで描きました。
にんじんを持たせたり、目にまつ毛をはやして可愛くしたりするなど、個性豊かな作品が完成しました!
<5歳児 いちょう組>
絵の具と筆を使ってお団子と月を描いたり、ハサミで画用紙を円形に切ってうさぎの顔や身体を作ったりしました。
見本を見たり、近くの席に座っているお友達に月やうさぎを貼る配置を相談しながら作ったりして仕上げることができました!
また、金紙や銀紙を貼ったり、クレヨンで星を描いたりしている子もいました。
とても綺麗な作品になりましたね。
☆お月見献立☆
給食やおやつも十五夜にぴったりの献立でした!
【給食】
・お月見ライス
・チーズハンバーグ
・ブロッコリーとしめじソテー
・コーンスープ
・カップヨーグルト
【おやつ】
・うさちゃんケーキ
いつも以上に満足して頬張りながら食べる子どもたちの姿が見られましたよ。
今夜、綺麗なお月さまが見えるといいですね。
ぜひ、夜空を見上げてみてください。
