くるみ組 ころころダンゴムシ
「暑いねぇ」なんて声が、聞こえるようになってきました。 少しずつ夏が近づいてきています。
日差しが強くても何のその、園庭でたくさん身体を動かして遊んでいる くるみ組さんです。
まさに今ダンゴムシ探しがブームで、外に出るとすぐに バケツとスコップを手に探索に勤しんでいます。
最初は「怖いから」と言っていましたが、 今では「ほら」と掌にダンゴムシを乗せて見せて歩くほど逞しくなりました! 少しだけお部屋でも観察してみようと、虫かごに入れて飼育しています。 時には「ちょっと見てみるね」なんてカゴをのぞき込んで「元気かなぁ」と 見ていますよ。
そこで5月の製作は、ダンゴムシ作りに決定!
体の台紙に好きな色のクレヨンで線を引き、黒の絵の具ではじき絵をしました。保育士が「魔法をかけるよ」とはじき絵をやって見せると「え?」と驚いた様子で見ていた子ども達。いざはじき絵をすると「みてー!クレヨン出てきた」と大興奮です。
触覚と足は、糊付け。足は好きな数だけ貼りました。 ダンゴムシをよーく思い出して、さて何本貼ろうかな?
糊は「アリさんのサイズでちょこっとだよ」と伝えました。 糊の量の調整には、やや苦戦している様子が見られました。 それでも綺麗に並べて貼る子・何本も貼れるところ全部に貼る子等 工夫し夢中で取り組んでいましたよ。
最後は目と口を貼り、目玉を描いて完成!! 「ダンゴムシの顔には、鼻はあったけ?」目や口のパーツを用意しながら 保育士が呟いていた日があったのですが、「見て、ダンゴムシ鼻はないよ」と バケツの中に集めてきたダンゴムシを見せつつ教えてくれました。 ちょっとした呟きが、子ども達の興味や疑問に繋がっています。
出来たダンゴムシは、保育室の廊下の窓に飾りました。 好きな所に貼っていいよと伝えると、どこにしようかな?と吟味してペタリ。 「ママ、見てくれるかな?」と楽しみにしている姿が見られました。
今回から、クレヨンと糊は個別に用意して製作をしました。 クレヨンの蓋の開閉の仕方や使い方・糊の取り方等、 伝えられた約束をしっかり意識しながら取り組む子ども達。 少しずつ一人ひとりの取り組みが増えて行きます。 出来る事・出来た事を自信に繋げて、 製作もより自由に楽しんで出来たらと思います。
