園内研修をしました!
今夜から北日本中心に寒気が流れ込み、いよいよ日本海側では雪が積もるそうです。少しずつ本格的な冬が近づいてきていますね。
寒くなると一層インフルエンザやコロナ、胃腸炎など感染症が流行します。集団生活をする保育園は、感染が広がりやすい環境です。そこで、3グループに分け1日1グループずつディスカッション形式での園内研修をおこないました。
まず【感染症の要因・感染経路】について確認しました。接触感染・飛沫感染・経口感染・空気感染はよく聞くと思いますが、その他にも蚊や血液が媒介して感染する『血液媒介感染』『蚊媒介感染』等もあります。感染させないためにはどんな手立てがあるかも一緒に確認していきました。
実際、保育園ではどんな感染症が流行しやすいか・・・「インフルエンザ』『手足口病』『伝染性紅斑』『溶連菌感染症』『感染性胃腸炎』等感染症一つひとつどんな症状が見られ、どんな感染経路なのかを主任から詳しく聞きました。
その後は、2.3人に分かれディスカッションタイム。【保育園で感染症が広がりやすいのはなぜ?】【感染症で気を付けていることは?】と現場ならではの意見も出つつ一般的に言われている内容と答え合わせのように確認もしました。
さすがというようにどのグループも全て網羅している意見が出てきました。
手洗い・うがいの仕方や咳エチケットの仕方を再度丁寧に伝えていくこと、換気・加湿器・消毒の必要性を考えていきました。
最後に食中毒についても副園長から、原因・主な症状・予防のポイント・応急処置の仕方など絵なども使い改めて伝え確認していきました。
「ポイントを知っていると、子ども達の症状に早めに気が付けるよね。」「保護者の方に詳しく伝えていけたら、通院する際の助けになるね。」という話で終了した研修となりました。これから寒くなり小さな子ども達だけでなく、広範囲に移動する大人も色々な病気に罹りやすい季節です。子ども達と共に保育士も保護者の方も一緒に感染対策が出来ると良いですね。何か気になる症状がある時は、気軽にお知らせください。

