園内研修

6月14日の土曜日に、職員の園内研修を行いました。平日は、なかなかゆっくり時間を取る事が難しい為、土曜日に全職員が集まり、時間をかけて行うことで子どもの安全に向け改めて確認することが出来ました。

 

まず初めは、散歩についての研修!

子ども達が散歩でよく出掛ける園周辺の公園を3チームに分かれ、実際に歩いて回り、散歩ルートや散歩の際の危険箇所、遊具が何歳用なのかなどについて、再度確認を行いました。

「ここは、正式名称は○○だけど、△△公園と呼んでいます」などみんなで共有していきました。

「この丘は、1歳も楽しめるところ」など子どもの楽しみ方も共有。

 

実際に歩くことで、「この信号は短いので渡る際に4列になると良いよ」「ここは、横断歩道はあるけど信号がないから気を付けて」など一つひとつ細かく話し合うことも出来ました。

 

帰園後は、皆で散歩車の使い方を確認。散歩車は、散歩のみではなく災害の時にも必要なので、乳児クラスの職員だけでなく、職員全員が散歩車の開閉ができるように練習をしました。

 

次は、嘔吐処理です。あえて色を付けた物を吐しゃ物に見立てて、処理の仕方を確認しました。思っているよりも遠くまで広範囲に広がってしまう事を改めて意識出来ました。

研修を行いながら、「こんな時はどうしたらいい?」「前に居た園はこんな風にしていたよ」と色々な疑問や意見を出し合いながら、より良い適切な処理の仕方を学ぶことができました。

 

研修はまだまだ続きます。

次は、事故・怪我・誤飲・ヒヤリハットです。

園で起きた怪我を振り返り、安全な保育環境についてや、怪我が起きた時の対応などについて、皆で再確認をしました。また、さらしの使い方も確認。土曜日保育の乳児クラスの子ども達にお手伝いをしてもらい、実際に使い方を体験しました。

 

次は、食事についてです。アレルギーを含む食事の配膳についてや、誤嚥、エピペンの使い方などを確認しました。エピペンは、練習用のキットを使って、実際に打つ体験もしました。

 

最後は、夏に向けてプール・水遊びマニュアルの確認を行い、事故が起こった際の対応の仕方について監視役、リーダー役、呼ばれて助ける役などに分かれ実践してみました。また、絵本を見ながら、プライベートゾーンについても確認をしました。

 

職員同士がグループに分かれて、学んだことを伝え合い、理解を深めることができました。

研修で学んだことを一人ひとりがしっかりと身につけ、これからも子ども達が安心、安全に過ごせるように職員一同、努めていきたいと思います。