魚の解体 ~法人統一食育~
「ねぇ、きょうお魚来るんだよね?」「ぶり、まだ?いつはじまるの?」
今日は魚の解体の日。壁にどどーんと泳いでいる魚の前で、朝から待ちきれない思いが聞こえました。
たいようさんからつくしさんまで皆がホールに集合し、まずは映像を見ながら少しだけクイズ大会スタートです。テーマは「さかなはどうやっておうちまでくるの?」 海で泳いでいる魚を食べることが出来るまでに、いろいろな人が関わっていることを知りました。
さぁいよいよ魚の登場!
いつもは園舎を整えたり園庭にお花を植えてくれる早さん。その早さんが今日は漁師さんに大変身。「よさこいソーラン」をBGMにあっという間に船を組み立て、魚を運び入れてくれました。
そしてついに魚解体名人の登場です。
今日の魚は鰤(ぶり)。お腹に黄色い線があり脂がのった、なんと7㎏もある大物です。
大きな魚を手際よくさばきながらも、「これが兜。頭だよ」「これが三枚おろし」と順々に解体する様子を伝えてくれる名人。子どもたちからは「血が出てる…」「かわいそう…」と命を尊ぶつぶやきや、「お魚屋さんみたいな匂い」「これを焼くの?」「はやく食べたい!」など、様々な声が聞こえました。大人も驚く程あっという間に、鰤はいつも見慣れた切り身姿に。この鰤は今日の給食でいただきました。
本日のメニュー。
新鮮な鰤がなんとも美味しそうです!
海を泳いでいた魚が捕まって、お店で買われて食べられて、人間の体の一部になる。今日の魚の解体と給食。命の繋がりにふわりと気づいて、大切に美味しく食べてくれたらとても嬉しいです。
保護者の皆様。月曜朝のお忙しい中、ご協力本当にありがとうございました。。