たいよう組 クッキング

先日、食育の一環として「クッキング カレー作り」を行いました。

数日前に「カレー作り」を行う事を子ども達に伝えると、「お手伝いしているから出来るよ」「保育園にお鍋はあるの?」「僕たちも食べられるの?」等と意見が止まらず、当日を楽しみにしていました。

今回は、幼児クラス共同の大イベント。

4歳児クラスには、事前にカレーに必要な材料を書いたお手紙を渡し、「お買い物」をお願いしました。

3歳児クラスには、買ってきた“ジャガイモ、にんじん”を洗い、“タマネギ”の皮を剥いてもらいました。

そして、野菜のカットは5歳児クラスが担当。

カレー作りのエプロンシアターで工程を確認し、包丁を扱うときの注意点、“猫の手”などを話してから、いざ調理スタート。

初めて握る包丁にドキドキ緊張しながら、保育士と一緒に野菜を切りました。想像していたより固いということを感じたり、それぞれの野菜を切ったときの匂いを比べたり、タマネギは目にしみるという経験をしたり、様々な発見があったようです。

その後、大きなお鍋で子ども達が切った野菜を炒め、カレールーを入れるまでの様子を見学。

園長先生から、素敵な歌を聴かせ、愛情をかけたら「おいしいカレー」が出来上がるという魔法を教えてもらったので、鍋の蓋が閉まると大合唱。

「つぎは○○を歌おう!」と子ども達から次々に意見が出て、野菜が柔らかくなるまで何曲も歌が続きました。一曲終わる事に「どお?」と美味しくなっているかどうか確認する姿が微笑ましかったです。

 

カレーが完成し、食べるときには、「お店のカレーよりも美味しい」「このソーセージ、私が切ったものだ」「もっと食べたい」と大満足。野菜が苦手な子も、自分で作ったものは、格別だったようです。

出来上がったカレーは、幼児クラスの子ども達、普段お給食を作ってくれているお給食さん達にもお裾分けしました。「今、(4歳児クラスの)お友達に、“美味しかったからまた作って。”と言われたよ!」と保育士に嬉しそうに報告する姿も多数あり、皆に喜んでもらう嬉しさも味わえた「クッキング」となりました。