きりん組のお部屋

きりん組のお部屋は日々進化しています。

最近では、カタツムリの”カタ子”ちゃんを育て始めました。

カタ子ちゃんは散歩先でたまたま見つけ、冬眠中だったので逃がそうと話していましたが、気が付くとうんちをした痕跡が!

どうやらきりん組の”動いているカタツムリが見たい!”という熱意で目が覚めたようです…!

毎日、観察をしながら可愛がって育てています♪

(カタツムリは、色鉛筆などなんでも食べるそうです)

 

 

そして、その少し前の9月終わりから食パンをクラスに飾るようになりました。

名付けて【食パン実験】です。

・触らない。

・毎日声を掛ける。

をルールに3つの食パンを使って実験しました。

 

*ちくちく言葉(あおちゃん)

*ふわふわ言葉(ぴーちちゃん)

*無視、話しかけない(こびとみどりちゃん)

名前を皆で決めて毎日話しかて変化を見ました。

すると、開始数日で変化が…。

 

 

*ちくちく言葉(あおちゃん)は、青カビが。

 

*ふわふわ言葉(ぴーちちゃん)は、ピンクのカビが。

 

*無視、話しかけない(こびとみどりちゃん)は、黒カビが。

 

約1ヵ月観察し、最後は3つとも全く違った色に変化しました。

ここまで変化が出るとはびっくりですね。

 

*ちくちく言葉(あおちゃん)

 

*ふわふわ言葉(ぴーちちゃん)

 

*無視、話しかけない(こびとみどりちゃん)

 

この実験で子ども達が分かったことは、

①掛ける言葉によって、受け取る方の気持ち(色)は変わる。

②掛け続けられる言葉によって気持ち(色)はどんどん変化していく。

③無視されたパンは、一番最初にカビて、最後には一番カビが多かった。

④ふわふわ言葉だと、明るい色、ちくちく言葉だと暗い色に変わった。 等々。

 

 

最後の日は、袋の上から触って感触の違いも知りました。

そして保育士が開封し、匂いの変化やちぎった中身の変化も伝えました。

 

 

日常の何気ない言葉のやりとりでも、”掛ける言葉”と”受け取る言葉”によって気持ちは変わると子ども達も少し理解したうようで言葉に変化を感じると気があります。

まだトラブルが起こることもありますが、目に見えた変化を感じたことで子ども達の成長に少しは繋がったかな?と思える実験でした♪

 

白米や他の食べ物でも実験できるそうなので、ぜびお家でも試してみてください♪