わくわく発見 ひまわり組
暑さが厳しい日々が続いてますね。
先月、お米研ぎに初挑戦したひまわり組。初めてのお米研ぎで研ぎ方を知らなかったお友達も多く、保育士と一緒に研ぎ方を知る事で上手にお米を研ぐことができました。
そして今月、再び食育活動としてお米研ぎに挑戦しました。
今回のお米研ぎでは、お米のとぎ汁にも注目して活動を進めました。
まず、子ども達と一緒にとぎ汁にはどんな効果があるのかを調べてみました。
米のとぎ汁は天然の洗浄成分や保湿成分が含まれており、掃除や美容など様々な面で活用することができるようです。
また植物の水やりにも良い事を伝えると
「サツマイモにお水やりしたい!」「とぎ汁を使ってお掃除したらピカピカになるかなあ」ととぎ汁の活用方法にわくわくの子ども達でした。
お米を研いだらとぎ汁を使ってお掃除しようと伝えると、「やったー!」とやる気が溢れてきました。
今回はとぎ汁の活用の他にも回数ごとにとぎ汁を保存し、色の違いも観察してみました。
一回目、初めて研いだとぎ汁は「牛乳みたい」という声が上がるくらい乳白色で濃度の高いとぎ汁でした。
水を変え、二回目のとぎ汁です。一回目と比べると少し薄く、「カルピスになったね」という声も聞こえてきました。
また水を変え、三回目のとぎ汁は、ほとんど白っぽさもなくなり、透明感が出てきました。子ども達に見せると「薄いカルピスだ!」と例えて楽しんでいました。
全部並べるとどんどん色が薄くなっている事が分かります。
「全然違うんだね」「お米が綺麗になったんだね」と違いを楽しむ姿が見られました。
さあいよいよお掃除の時間です。今回は一番濃い一回目のとぎ汁を使ってお掃除しました。
一人一枚雑巾を持ち、お部屋の中を丁寧に掃除していきます。
床も窓も机も棚も…目に見えるところはすべて雑巾を使ってお掃除しました。
掃除が終わった後は「ふう、綺麗になったね!」「お部屋がぴかぴかになったよ!」と喜ぶお友達も見られました。
みんなでお掃除したこともあってか、いつものお掃除に比べとってもぴかぴかのお部屋になりました。
お掃除が終わった後は、余ったとぎ汁をサツマイモにもあげました。
米研ぎだけで終わらず、とぎ汁の観察、活用も楽しむことができました。
今度はお米炊きにも挑戦して焼きおにぎりづくりをしたいと思います。
