わくわく発見 

保育園の園庭にある小さな畑。

今年はその畑を使って植物を育てたいと思い、すみれ組とひまわり組でサツマイモを育てることにしました。

 

ある日のこと、畑の草取りをしました。

雑草が伸び、枯れ葉が落ちていた為みんなで一つひとつ抜いていきました。

草を抜くことが楽しいようで、大きな草の根っこや、球根のようなものがくっついた草が取れると大喜びで次々抜いていきました。

抜いていくうちに土の中から色々な虫が出てきます。カタツムリやハサミムシ、みんな大好きなダンゴムシをみつけて大盛り上がりでした。

 

 

そしてまたある日。草取りが終わったので、次は畑を耕しました。

お砂場遊び用の大きいスコップを使ってみんなで掘っていきます。

掘り進めていくとコガネムシの幼虫やダンゴムシを発見。「このままだとかわいそうだから逃がしてあげよう」と言って花壇の方に避難させるお友達もいました。

掘っていくとどんどん土の色が変わり、ふかふかになってきました。

 

 

そして待ちに待ったある日、畑の土がふかふかになったところで、いざ苗植えです!

苗植えではまず、サツマイモについて知るところから始めました。

植えたサツマイモの品種は「安納芋」です。

サツマイモの苗からツルが伸び、土の中で育つことを伝えるとびっくりした表情を浮かべていました。

 

苗植えでは、まず保育士のお手本をしっかりと観察。

その後はすみれ組、ひまわり組のお友達でペアになり苗植えを進めました。

 

 

畝に自分の握りこぶしぐらいの穴を掘り、苗を植え、土のお布団を上から被せて苗植え完了です。

「苗持ってくるね」「もう少し土かけよう」と話し合いながら取り組んでいました。
​​​​​​植えた後は、「大きく育ってね」の気持ちを込めて一人ひとりお水をあげました。

 

これから育っていく様子をみんなで観察していきます。